「ABEMAプレミアムの登録を迷っているけれど、無料版でも十分に楽しめるのでは?」動画配信サービスが乱立し、どのサブスクリプションを選ぶべきか悩む昨今、そうお考えの方も多いのではないでしょうか。本記事では、サイバーエージェントとテレビ朝日が共同で手掛ける新しい形のインターネットテレビ局「ABEMAプレミアム」の魅力を、競合他社との徹底的な比較を交えて解説します。アニメの最速配信や女子中高生に大人気の恋愛リアリティーショー、スポーツの生中継から緊急ニュースの全編ノーカット放送まで、多種多様なコンテンツが揃うABEMAプレミアム。しかし、登録前に知っておくべきデメリットや「すべての作品が見放題になるわけではない」という注意点も存在します。あなたにとって月額料金に見合う確かな価値があるのか、他社サービスとの決定的な差や独自の選定基準をもとに紐解いていきましょう。
ABEMAプレミアムとは?無料版では味わえない独自のエンタメ体験

ABEMAは、会員数4,000万人超の「Ameba」を運営するサイバーエージェントと、テレビ朝日が共同で展開しているインターネットテレビ局です。最大の魅力は、地上波テレビのように24時間番組表に沿って番組が放送され続ける「リニア配信(テレビ型)」と、好きなタイミングで好きな作品を視聴できる「オンデマンド配信(ビデオ型)」を融合させたハイブリッド型のサービスである点にあります。ニュース番組やアニメをはじめ、ドラマ、音楽、スポーツ、将棋、麻雀など、多彩なジャンルを網羅した約20チャンネルを無料で提供しています。
その中でも、月額960円(税込)の有料プランである「ABEMAプレミアム」に加入することで、無料版の制限から解放され、より自由で快適なエンターテインメント体験を得ることができます。総番組数15,000エピソード以上が見放題となり、地上波ではコンプライアンスの観点から実現が難しい尖った企画のオリジナルバラエティ番組から、稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾の3人や、GENERATIONS、SEVENTEENなど、毎週総勢400名以上の豪華な有名人・アーティストが出演するオリジナル番組ラインナップを心ゆくまで堪能できるのが特徴です。
さらに、日本の女子中高生の3人に1人が見ているというデータもあるほど圧倒的な支持率を誇る「オオカミちゃんには騙されない」や「今日、好きになりました」などの恋愛リアリティーショーも充実しており、同ジャンルにおいては他社の追随を許さないNo.1のコンテンツ量を誇ります。アプリのダウンロード数もすでに4,000万を突破しており、世界各国(一部地域を除く)で利用できるなど、インフラとしての地位を確固たるものにしています。
競合動画配信サービスとの徹底比較から見えてくる本当の立ち位置

現在、日本国内には数多くの動画配信サービス(VOD)が存在します。ABEMAプレミアムを検討するにあたり、「他のサービスと比べて何が違うのか」を正しく理解することが重要です。ここでは、主要な動画配信サービスである「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライムビデオ」とABEMAプレミアムを具体的な数字と特徴で比較してみましょう。
| サービス名 | 月額料金(税込) | 見放題作品数 | 主な強み・得意ジャンル | 独自の決定的な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアム | 960円 | 約15,000エピソード | オリジナル番組、恋愛リアリティ、アニメ、格闘技 | リアルタイム放送と見逃し配信の融合、最速生中継 |
| U-NEXT | 2,189円 | 30万本以上 | 映画、海外ドラマ、アニメ、国内ドラマ | 圧倒的な作品数と、毎月1,200円分のポイント付与 |
| Netflix | 790円〜(プランによる) | 非公開 | 海外オリジナルドラマ、映画、韓国ドラマ | 巨額の制作費をかけた世界的独占コンテンツ |
| Amazonプライムビデオ | 600円 | 非公開 | 映画、オリジナルバラエティ、アニメ | プライム会員特典(お急ぎ便や音楽等)の一部として利用可能 |
この比較表から明確に読み取れるのは、ABEMAプレミアムは「映画や海外ドラマのアーカイブを大量に観る」ためのサービスではないということです。作品数だけで見ればU-NEXTの30万本以上には遠く及びませんし、海外のダイナミックなオリジナルドラマを求めるならNetflixに軍配が上がります。安さだけを求めるならAmazonプライムビデオが有利でしょう。
しかし、他社には決して真似できないABEMAプレミアムの決定的な強みは、「今、世の中で起きていること」をリアルタイムで共有し、さらにそれを後から快適に視聴できる点にあります。緊急ニュースの全編ノーカット生中継をどこよりも早く長く放送し、話題の新作アニメを地上波と同時に放送する。そして、地上波テレビでは放送枠の都合で難しい「ニッチだが熱狂的なファンがいるジャンル(将棋、麻雀、格闘技など)」の専門チャンネルを24時間体制で運営しているのは、インターネットテレビ局であるABEMAだけです。ABEMAプレミアムは、「過去の映像作品を探す場所」ではなく、「現在進行形の熱狂にアクセスする場所」として独自の立ち位置を築いているのです。
他社には真似できないABEMAプレミアムならではの5つの強みと機能

ABEMA自体は無料(ベーシックプラン)でも利用できますが、月額960円を支払ってプレミアム会員になることで、動画視聴におけるあらゆるストレスが排除され、快適さが劇的に向上します。ここでは、ABEMAプレミアムだからこそ利用できる5つの機能と強みを、注意点も含めて詳しく解説します。
- すべてのプレミアム対象作品が見放題に
無料プランでは第1話や最新話しか視聴できないアニメやドラマ、バラエティ番組でも、プレミアム会員になれば過去のエピソードから最新話まで全話一気見が可能になります。ただし、一部の新作映画や最新のオンラインライブなど、権利の関係で「対象外(別途レンタルや購入が必要な作品)」となるものもあるため、完全にすべての動画が定額内で見られるわけではない点には留意が必要です。 - 広告なしでビデオをすぐに再生(ノンストレス視聴)
無料プランで最もストレスを感じやすいのが、番組の再生前や途中に挿入される動画広告です。プレミアム会員になればこれらの広告が一切なくなり、タップした瞬間に本編がスタートします。ドラマのいい所でCMに入って白ける…といったことがなくなり、没入感が段違いです。※ただし、テレビ朝日の見逃し配信番組など、一部の権利関係上どうしても広告が入ってしまう対象外のコンテンツもごく一部存在します。 - 放送途中からでも最初から視聴できる「追っかけ再生」
仕事や学校が長引いて、楽しみにしていたスポーツ中継や特番の放送開始時間に間に合わなかった…。そんな時に大活躍するのが「追っかけ再生機能」です。現在放送中の番組であっても、再生位置を一番最初に戻して視聴を開始することができます。これは、常に番組表に沿って放送を行っている「リニア配信」を持つABEMAならではの特殊な機能であり、一般的なオンデマンド型VODには存在しない画期的なシステムです。 - 通信量を大幅に節約できる「ダウンロード機能」
通勤・通学中や外出先など、Wi-Fiがない環境で動画を視聴すると、スマートフォンのデータ通信量(ギガ)を大量に消費してしまいます。ABEMAプレミアムなら、見たい番組をあらかじめ端末にダウンロードしておくことが可能です。これにより、外出先での通信量をほぼゼロに抑え、サクサクと動画を楽しむことができます。※注意点として、ダウンロードする行為自体には通信量がかかるため、必ず自宅などのWi-Fi環境下でダウンロード作業を行うようにしてください。 - 放送後でも盛り上がりを共有できる「見逃しコメント機能」
ABEMAの醍醐味の一つが、視聴者同士がリアルタイムで感想を書き込む「コメント機能」です。無料プランではリアルタイム放送時にしかコメントを見られませんが、プレミアム会員なら、放送が終了した後の見逃し視聴時でも、当時の視聴者が書き込んだコメントの流れを映像に合わせて閲覧することができます。自分一人で見ているのではなく、みんなで盛り上がっている感覚を後からでも味わえるのは大きなメリットです。※あくまで「過去のコメントの閲覧」が可能になる機能であり、放送終了後の番組に対して自分が新たにコメントを書き込むことはできません。
登録前に必ず確認!ABEMAプレミアムのデメリットとリアルな注意点

数多くのメリットがあるABEMAプレミアムですが、万人におすすめできる完璧なサービスというわけではありません。登録後に「思っていたのと違った」と後悔しないために、具体的な数字と根拠に基づいたデメリットとリスクを隠さずに解説します。
1. 洋画や海外ドラマのラインナップは圧倒的に少ない
前述の比較表でも触れましたが、ABEMAプレミアムはオリジナル番組やアニメ、国内の特番に特化している反面、ハリウッド映画や海外ドラマのラインナップは非常に貧弱です。U-NEXTが数万本の映画を揃え、Netflixが世界規模のオリジナルドラマを量産している中、ABEMAで視聴できる洋画は数百本程度に留まります。「週末はポップコーンを食べながら名作映画を観たい」という目的で加入すると、間違いなく肩透かしを食らいます。
2. 無料プラン(ベーシック)が優秀すぎるがゆえのジレンマ
実は、ABEMAは無料プランのままでもかなりのコンテンツを楽しむことができます。リアルタイムで放送されているニュースやアニメの同時配信、スポーツ中継などは、無料で視聴できるケースがほとんどです。「わざわざ月額960円を払わなくても、時間に合わせて見れば十分」と感じるユーザーも少なくありません。プレミアムの価値は「時間を縛られずに見逃し配信を見る権利」と「広告を消す快適さ」に集約されるため、時間に余裕があり、広告を許容できる人にとっては月額料金が割高に感じられるリスクがあります。
3. すべての動画が無料になるわけではない(PPVの存在)
プレミアム会員=完全無敵の見放題、と勘違いしやすいですが、大きな罠があります。格闘技のビッグマッチ(例:THE MATCHやRIZINなど)や、人気アーティストのオンラインライブ配信などは「ペイパービュー(PPV)」と呼ばれる個別課金チケットが必要です。これらは月額960円とは別に、数千円のチケット代を支払う必要があります。ただし、プレミアム会員であればPPVチケットが一般価格より20%OFFなどで購入できる割引特典が用意されています。年に数回でもPPVを購入する予定がある方なら、この割引額だけで月額料金の元が取れてしまうことも多いため、見方によってはメリットにもなり得ます。
あなたは登録するべき?ABEMAプレミアムを選ぶべき独自の選定基準

ここまで、ABEMAプレミアムの特徴や競合他社との違い、そしてデメリットを包み隠さず解説してきました。では、数ある動画配信サービスの中で、どのような人がABEMAプレミアムをあえて選ぶべきなのでしょうか。独自の選定基準として、以下の3つのプロファイルのいずれかに合致する方には、月額960円の投資を強くおすすめします。
【基準1】恋愛リアリティーショーの沼にハマりたい、共感したい人
女子中高生の3人に1人が視聴している「オオカミちゃんには騙されない」や「今日、好きになりました」をはじめとするオリジナル恋愛リアリティーショー。これらはSNSでの話題の中心になりやすく、友人や同僚との会話のネタとしても強力です。最新話を広告なしで最速チェックし、過去のシーズンも全話一気見して推しの出演者を見つけたいなら、ABEMAプレミアム一択です。
【基準2】アニメの最新話を誰よりも早く、高画質で追いたいアニメファン
「鬼滅の刃」や「ソードアート・オンライン」など、覇権と呼ばれる新作アニメから話題の劇場版アニメまで、ABEMAは月間視聴者数国内No.1のアニメチャンネルを持っています。地上波同時放送や世界最速配信が行われるため、SNSでのネタバレを踏む前に本編を楽しむことができます。深夜に起きてテレビで録画予約をする手間を省き、翌日の通勤電車でダウンロード機能を使ってサクサク消化したいアニメファンにとって、これほど頼もしい相棒はありません。
【基準3】趣味の専門領域(スポーツ・将棋・麻雀)を深く長く楽しみたい人
地上波テレビでは視聴率の都合で放送枠が削られがちな将棋のタイトル戦や、麻雀のMリーグ、海外サッカーや格闘技の生中継。これらのニッチだが熱狂的なファンを持つジャンルを、どこよりも長く、全編ノーカットで配信しているのがABEMAの強みです。仕事で生放送に間に合わなくても「追っかけ再生」で最初から試合の熱気を感じられるのは、スポーツや競技のファンにとって計り知れない価値があります。
映画や海外ドラマの充実度では他社に譲るものの、「今この瞬間の熱狂」と「オリジナルコンテンツの独自性」において、ABEMAプレミアムは唯一無二のエンターテインメント空間を提供しています。1日あたりわずか約30円のコストで、毎日の通勤時間や休日のリラックスタイムが劇的に快適になるABEMAプレミアム。自分のライフスタイルや好みのジャンルと照らし合わせ、ぜひ一度その快適な視聴環境を体験してみてはいかがでしょうか。
